四日目

寮に少しだけ配給が来た。相方は今日からまた仕事。同期も情報が欲しいということで一人だけ出社した。残りはスーパーで買い出し。いよいよ一人5点までと制限ができた。並んでいる列には気の触れたようなおっさんがいて迷惑だった。瓦礫の下に埋めてやろうか。会社はしばらくないようなので俺は明日実家に帰ることに決めた。しかし相方はここに残ると。説得できなかった。夕方にやっと電気だけ復旧。テレビで地震直後の津波の映像を見て改めてぞっとした。宮城にいる友達ともようやく全員連絡がとれた。明かりが戻ったこともあり久しぶりに部屋のベッドで寝る。