年末年始に読んだ本

実家に帰っている間に風化水脈新宿鮫Ⅷとアフターダークを読みました。新宿鮫は先月の会社説明会のころから読み始めたために新宿に行くのが恐かったです。とは言え今回のお話はそんなに恐いものでもないんですが。犯罪も起きるんですが人間ドラマの色が強かったです。アフターダークのほうは、ページも少ないせいかいつもの村上ワールド(俺が勝手に思っているだけですが)が感じられず物足りなかったですね。エロスも足りなかったし。結局「視点」がよく分からないままでした。村上作品ではそんなこと考えるのはナンセンスでしょうか?「仕事が終わって布団の中に入るときにね、いつもこう思うんよ。このまま目が覚めといてくれと。ずうっとこのまま寝かせといてくれと。そうしたら、もう何も考えんでええやんか。そやけどね、夢を見るんよ。いつも同じ夢。・・・」

風化水脈 新宿鮫VIII (光文社文庫)

風化水脈 新宿鮫VIII (光文社文庫)

アフターダーク (講談社文庫)

アフターダーク (講談社文庫)